我が母校、農業技術大学校の1年生と農業法人代表者・従業員との交流会があり同じく同校の卒業生の弊社の従業員、成田君と参加してきました。農業法人は私を含め6法人参加し、農業を目指す若者に自社の紹介をして、彼らの夢や課題を話し合いました。全体集会に続き、分散会では1時間×3単位、3時間にわたりしゃべり倒したのですが、おかげで色々な課題が見えてきた気がします。
「資格は何が要りますか?」
「特にありませんが、今のうちに興味のあるものはしっかり取っておいてください。でないと農業で食べれなくなったときに他の仕事につけませんから」
「自宅に農地があって少量多品目で生計を立てたいのですが?」
「できれば近くの農業法人に勤めて現金収入を確保してください。いきなり自由に作れと言うと自由すぎて失敗します。ある程度の縛りがあったほうが人間頑張れます。」
「いつかは自立して法人化したいのですが?」
「あえて税金のかかる法人に成らなくても個人の範囲でも問題ないです、特に農業は。」
「法人就職希望ですがどうすれば入れますか?」
「まずは挨拶、そして何かを伝えたいという熱意です。ちなみに皆さんの中で印象に残った方は2~3人です。採用したいのは1人いるかいないかです。今日、出会った法人が未来の就職先になるかもしれないのに皆さんの態度はどんなでしたか?昔の自分もそうでしたが、恥ずかしいですね」
などなど一問一答でバッサバッサとやらしてもらいました。(自分の若いころはさておき)若いっていいなぁと思いながら、彼らの成長に期待です。頑張れ、後輩たち!