「粟田川(あわたがわ)流域の農地・水・環境を守る会」の環境への取り組みについて

広島県庄原市東城町は、豊かな自然に恵まれた粟田川の流域を守りたいと、農地や水路の管理者達が、自治振興区・公民館・小学校・保育所と連携して、環境にやさしい農業への取組みによる農業生産の意欲向上と、元気で活力ある粟田川流域の地域づくりを目指し様々な活動に取り組んでいます。

体験学習と教育、伝統文化の継承

2014年田植え風景毎年5月の田植えベースの「田植え交流会」では、都市に住む子どもたちと、地元の子ども会が一緒に泥んこになって田植えを行います。
 
地元のお年寄りが、累々受け継がれてきた太鼓を叩きながらの田植え唄を歌う中、昔ながらの手植え「花田植え」を体験。田植えが終われば、アイガモの放鳥を体験し、さつま芋の苗の植え付けなど、秋の収穫が楽しみな楽しい交流を図ります。

10月の秋の「収穫感謝祭」は、収穫の楽しさと実りへの感謝を、広島や大阪からの参加者の皆様とともに味わいます。
小さな手での稲刈りでも大勢の参加者と一緒なら、実ったお米もきれいに刈られます。
参加者揃っての記念撮影では笑顔もひときわ光ります。
(2013年5月現在で26回目となりました)

生物多様性

OLYMPUS DIGITAL CAMERA地域全体で、自然環境が受ける様々な負荷を軽減することに取り組み、水稲7品種についてエコファーマーの認定を受け生態系の保全に取り組んでいます。
一粒万笑「確実な技術と、昔からの技で」エコファーマーについて

洪水防止、土砂崩壊防止、河川流況安定、地下水かん養

私たちが継続して水稲栽培を行うことで、私たちの代わりの環境課の洪水や土砂崩壊、そして大切な河川の自然状況など各機能を保持する力を発揮してくれます。

景観の保全

地域の方々が参加して道路周辺等にマリーゴールド等を植栽し、景観の保全に努めています。