収穫祭の企画の中で、新米の食べ比べをしました。今年のコンテストに出品するお米を決めようと企画したのですが、お米の味に違いがあってその多様性に気づいてもらう狙いもあります。さて出品予定の4種類を用意、試験田の魚粉堆肥のコシヒカリ、合鴨農法ひとめぼれ、2年前の覇者ひとめぼれ、そして昨年の革命米あきさかりです。それぞれを食べてもらい気に入った色の容器を回収する方法で、投票総数86点で採点です。
約30%の支持を得たのがコシヒカリ、続いてひとめぼれで、あきさかりは10%程度の支持でした。コシヒカリの鉄壁さは驚きましたが、ひとめぼれを食べた方の多くが「上品な甘さと香りがある」香りを特に評価されていました。あきさかりは「甘さが残る、香りが薄い」などの評価で、「お弁当に向いているのでは?」と言われました。
後で聞いたのですがあきさかりは炊き方に特徴があり水が多めにいるとのこと。炊き方の研究もしなければブランド化は難しいと考えます。多く取れ、倒れにくいとされるこの品種、農家の救世主となるか、はたまた雑種となるか?JAは「押し」らしいですが炊き方教室がいる気がします・・・