もみがら羽釜ご飯でおもてなし

かつて幼少の頃、母が毎朝炊いていた羽釜のご飯。早起きした者だけが食べられる限定のおこげが美味しかったそんな記憶・・・今や家の裏で眠っていたのですが、今回のTV取材でせっかくなので使って炊いてみようということになり、引っ張り出してみました。インターネットで籾殻羽釜を調べ、母に聞いたりしながら組み立てていざ点火。柴田さんもエリックも初めての羽釜にワクワク。やがてモクモクと煙が上がり、みんなよしよしと眺めていたのですが、どうも火力が足りない気が・・・母さんホントにいいの?

近所のおじさんに聞いてみたら、「コレじゃあ、コメは炊けんなぁ、中の組み方が違うよ」 なんと!もう一度組み替えて再び点火すると、今度は強い火力、釜の温度も上がり煙も出なくなりました。はじめチョロチョロ・・・というよりははじめ強火で、中ゴーゴーやがて湯気が上がり、柴田さんが嗅いでみて「まだ大丈夫、まだ大丈夫、・・・ん!コゲ臭!!」5合のお米には少し火が強かった気もしましたが、なんとか炊き上がりおコゲたっぷりのご飯ができました。これに感動したのがエリックで、「こんなのケニアにない!」と、ケニア料理もこの釜で作りたいという事に。強火と火加減の意外と楽な日本の釜でケニアの鶏肉を使ったスープを作ってくれました。エリックいわく「この釜は日本の宝ですネ」と大絶賛、日本の田舎のhagamaいいところを体験できたみたいです。

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