我が家で育成ししていた子牛が母牛となって初産となり立ち会うことになりました。和牛は基本自然分娩ですが最近は個体の大型化や母牛の足腰の弱体化(昔は田畑で働いていたので強かった)などで難産そして事故が増えました。今回も初産ということで気にかけていたのですが、その日、田んぼから戻ると、「足が見え出した」と応援の要請を受け引っ張ることにしました。ロープなどで引っ張ると足を傷めることがあるので前足であることを確認し、母牛の呼吸に合わせて斜め下に落とすように引き落とします。3呼吸目でヌヌヌッと顔を出し、その顔からデロンと舌が出ていたので心配したのですが、母牛が舐めてやると肺呼吸を開始、無事に生まれました。その後も飛び跳ねまわる元気さで、この夏に産室を新しく広くしたのが功を奏したのかスクスクと育っています。名付け親はコウタが「小姫。小姫がいい」とのこと。小さい子牛なのに余計に小さく育ちそうな・・・とはいえ大きく育て、小姫!ちなみにやつはオスなのでしょうか?メスなのでしょうか?今度確認せねば。
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(株)藤本農園内アイガモや和牛と一緒にこだわり米作りを続けています。都市と農園のお互いの顔の見える関係「安心・安全・いのち」を目指しています。