伐採した木をショベルカーで集めて野焼きをする作業をしていたら、足場が悪いので場所を変えようと移動していたら、傾斜のきつい所に行ってしまい、戻そうとアームをふるった瞬間、そのアームの重心移動のせいで機体が大きく振られ戻そうとアームをつく作業をしたために横転、危うく下敷きになりそうになりました。バーにしがみついたので助かったのですが、横転時に天井のバーに頭を強打し出血、白煙を上げるショベルカーを見ながら、何とか脱出し下山、病院に行きました。ショベルカー事故ではよく死亡するのですが、よくこの程度で済んだと、5針ホッチキスで止めて止血してもらいました。今のところ記憶も体もしっかりしているので大丈夫とは思うのですが、戻って事故現場を見たのですが、よくぞ落ちなかったものと、そして下敷きにならなかったと恐ろしくなりました。家族の顔が浮かびました。
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大変な目に遭われ、本当に死亡災害事故一歩手前でしたね。
そして、よくこのような重大なヒヤリハット災害事例を、サイトで公表して頂いたことと思います。
1つの重大(災害)事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというハインリッヒの法則と呼ばれる労働災害における経験則があるように、(ご自身が気がついておられないものを含め)これまでも様々な危険を経験されたことと拝察致します。
今回の事故の発生原因をいろいろな方向から検証され、ぜひ再発防止に心掛けて頂きたいと切に願います。
シートベルトはされていましたか?
べっち様
ご心配をおかけし誠に申し訳なく、反省しているところです。
今回の事故は機械の重心と足場の状態の変化に自身が気づかず入り込んでしまい、立て直そうとアームを回したため発生しました。
土木関係の方からも「仕事の速さより足場の確保だ、通常なら死亡して、2度目はないのだから勉強になったろう」とお叱りを受けました。
この度の事故を検証し、今後はこれ以外の事故防止にも努めていきます。ありがとうございました。