東城小学校でアイガモ農法の授業の最後に「命をいただく」話をした後、「ではカモ肉とはどんな味なのだろう」という疑問が浮かびました。そこで実際に食べたいかどうか、子供たちに話し合ってもらうことにしたところ、大多数は「食べたい」何人かは「食べたくない、かわいそう」ということになり、食べられる子だけ食べてみることにしました。さすがに、「ガーガー」言っているのを捌くわけにはいかないので、わはは牧場で捌いてもらったお肉ですが、子どもたちの中には生肉と対峙するするのが初めてな子も。さすがに怯みます。とはいえ料理なのでまずはネギから切ってみて、いよいよお肉を切ります。手を切らないように肉を切り串に刺します。この作業になると楽しいみたいで、それまでお肉に触れなかった子供たちも肉を刺していきます。やがてフライパンで焼いて、こんがり焼き目をつけて・・・この頃になると肉の焼ける香りで、食べたくなかった子供らも「おいしそう」となるわけで、みんなで「いただきます」となりました。アイガモのネギまの完成です。焼きたてのネギま、美味でした。「あたりまえ」のように食べられる食肉が、もとは命であり、命をいただいて、命をつないでいる事を知ってほしかったこの授業、「食べたくない」という意見にこそ、この授業の意味があるのでみんな考えて食べてもらえました。やっぱりやって良かったです。しかし美味かった~
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