きんた、まけるな!

昨日の金曜日、ぼちぼちお昼にしようかと話していたら、母が「子牛が生まれたけど動いてない」と飛び込んできました。畜舎に行くと、膜につつまれ動かない子牛。普通、牛の出産は脚が見えて顔が見えて胎盤が出る、そして親牛が子牛を舐め取ってやるのですが、一気に全部出た状態で、親牛も放心状態。急いで膜を剥ぎ鼻っ面を叩くとピスピスと呼吸をはじめその間に濡れた体を拭きとる事に。親牛を近づけても角で突こうとする・・・これは・・・・過去にもあるのですが育児放棄牛でした。こいつの親牛もそんな奴だったなぁ・・・と思いながらも、まずはこの小さな命をなんとかせねば!

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全身を拭きとると、震えながらも立ち上がろうとする子牛、そんな子牛を攻撃する親牛を繋ぎ、乳房をくわえさせ何とか初乳を飲ませると、子牛特有のモコモコした毛並みになり、そこでほっとするのもつかの間、夜には氷点下になるので投光器をつけたり、バタバタでした。それでも生まれた命、守ってやらねば。

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今はよく懐きピョンコピョンコと付いて来て可愛いもんです。なので恒例の名前付けなのですが、息子1号が考えたのがカードファイトで召喚されそうな名前なので却下。とはいえ名無しもいけないので、金曜日に生まれたので「きんた」に決定。男の子だしね。

という訳で、きんた、負けるな!

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