地元の小学校、東城小学校の4年生で指導してきた合鴨農法の最後の授業、「いのちを”いただきます”ということ」の授業をしました。「あいがもは最後お肉になります」一年間、お米作りを通じてアイガモの成長を見守ってきた子供たちには少しショックな、でも大切な内容です。「残酷だ、可哀そうだと思うのはいい。当たり前だとは思わないでほしい」と伝えました。伝わったかな?伝わればいいな~
この授業で、もうひとつ大切な事として、こう聞きました。「で、実際、アイガモ肉食べてみたい?」子供たちは悩みます。今まで考えた事もないでしょう、なので悩みます。授業なので聞いてみます。半分が「食べたい」、半分が「食べたくない」でした。いい反応です。お肉を食べるという事は、命を半分だけもらう事が出来ないから「どちらでもない」の意見は却下です。なのでやっぱり悩みます。「今度じゃあ実際料理しよう、食べたい子は一緒に料理しよう、食べたくない子は見学で」となりました。これでお肉が食べれなくなったらどうしようと心配しつつ、最後の最後の授業に挑みます。とはいえこの鴨肉、困った事に美味しいんですよね~これが。